執筆活動
原稿も、若い時からかなり書きました。まだ大学の研究生にいた時、恩師の先生が体をこわして原稿が書けなくなり、急遽私がピンチヒッターで道新の園芸コーナーを担当することになりました。初めは、先生のところに持っていくと真っ赤に朱書きが書かれ、べそをかきたくなるほどでしたが、くじけずに毎週〜書いていきました。そのうち少しずつ朱書きが少なくなっていき、これが私の文章修行になったと思っています。この連載は、76年から80年までなんと166週連続記録を打ち立てることになりました。ワープロもFAXやメールももちろんなく、コピー機すらまだ貴重な時代だったので、何度も書き直した手書き原稿を毎週受付に届け続けたのです。
最初がそんな調子だったので、文章を書くことを苦痛に思わなくなったのはとてもよかったと思っています。緑について、とにかく発信し続けることに使命感をもって来たといえるでしょう。これからも機会あるごとに書いていきたいと思います。
著書
- 2012年
- 『北国のガーデニング』改訂版 監修・共著(札幌商工会議所)
- 2008年
- 『北国のガーデニング』監修・共著(札幌商工会議所)
- 2006年
- 『北のランドスケープ 保全と創造』
「都市の緑と街路樹」共著(環境コミュニケーションズ)
- 2002年
- さっぽろ文庫100『北都その未来』共同執筆(札幌市教育委員会)
「街角の緑ー市民の財産をつくろう」
- 1995年
- さっぽろ文庫74『わが街新風景』「三吉神社、西野緑道」共同執筆(札幌市教育委員会)
- 1986年
- 『グラウンドカバープランツ』共同執筆(日本植木協会ポット部会)
- 1986年3月
- 「最新 園芸作業12カ月」共同執筆(主婦の友社)
- 1985年
- 『朝日園芸百科』「春まき一・二年草、秋まき一・二年草」共同執筆(朝日新聞社)
- 1980年3月
- 『北国の庭しごと』共同執筆(らいらっく書房)
その他
- 2012〜13年
- 道新生活欄「ガーデニングの四季」 24回連載(北海道新聞朝刊)
- 2011〜12年
- 道新生活欄「緑と暮らし」 12回連載(北海道新聞朝刊)
- 2011年
- 『札幌*近郊ぶらりhanaめぐり』「高嶺の花?ミズバショウ」
- 2010年
- 『北海道の自然』「園芸植物と生物多様性」(北海道自然保護協会)
- 2009年
- 『ユリ協会ニュース』13号「圃場のユリに想う 浅野義人さんを偲んで」(ユリ協会)
- 2007年
- 『北方山草』第24号「渡島大島の帰化植物について」(北方山草会)
- 2005年
- 『モーリー』12号「札幌 失われる街の記憶、緑の記憶」(財)北海道新聞野生生物基金
- 1998年
- 『緑化樹木・草花在庫表』創立20周年記念号「公共スペースの緑化」(北海道緑生会)
- 1997年
- 北海道新聞朝刊 生活欄『緑のある暮らし 考』11週連載(8/9〜10/28)
- 1978〜80年
- 北海道新聞朝刊 家庭欄『北の園芸質問箱』101週連載(1978.3/2〜80.2/28)
- 1977〜78年
- 北海道新聞朝刊 家庭欄『北国の園芸』45週連載(1977.4/21〜78.2/23)
- 1976〜77年
- 北海道新聞朝刊 家庭欄『室内園芸』20週連載(1976.12/2〜77.4/14)